カタール訪問

カタールのQCIR主宰のクラウドラウンドテーブルなるものに、某先生の替わりということでご招待いただき、出席してきました。カタールは（おそらくは将来の原油の枯渇をにらんで）知識集積型の国家を築こうとしており、そのために科学者を海外から雇い入れて研究拠点を築こうとしているようです。実際QCIRでお会いした方々は殆どが英国、米国出身の白人で、カタールに来てから数週間とか数ヶ月とのことでした。このわずかな期間に様々な分野で同様のラウンドテーブルを開催し、５年程度の研究ロードマップを築こうとしているようです。

海外から雇用したスタッフをベースに活動していて国内にちゃんとと技術が残るのだろうか、あんな暑いところにデータセンターつくるのは本当に効率的なんだろうか、などいろいろ疑問な点もありますが、新興国の勢いを感じました。

暑い、といえば、やっぱりびっくりするほど暑かったです。日中のひなたは10秒でもきついレベル。ホテルの中はエアコンが効いているので、外に出るとメガネが曇ります。5月でこれだと、真夏はどうなっちゃうんだろう。